忍者ブログ

BLOG

時たまラクガキとテキストを綴ってる腐った日記です。此方で頂いたコメントのお返事は、PCサイトのお返事と共通させて頂いています。お手数ですがリンクからご移動下さい。

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

ちびっ子クラウド奮闘記。7

怒り心頭に発しているアンジールを他所に、セフィロスは一人考え込んでいた。
駄犬のことはアンジールに任せて放っておくにしても、報告していた内容が気にかかって仕方ない。
ザックスは子供が召還獣と意思疎通を行っていると言っていた。自分が召還をしたとしても、そんな感覚など身に覚えが無い。そんな話を聞いたことすらなかった。

召還獣は戦闘以外で召還される事例など無い。恐らくだが、MPを引き換えに戦闘、攻撃、回復、という契約がマテリア自体に盛り込まれており、それを召還獣が了承して召還されるのだと漠然と思っていた。云わば、通訳機と契約書を兼ね備えた物だと思えばいいだろうか。

だが、今回の件はそれらの常識を覆す勢いだ。いや、そもそも未知の生物を召還するという事が解明されていないまま使用されているのは事実だった。
マテリアは世界の知識を蓄えている結晶といわれている。星の歴史と知識が詰まった産物とも。だが、それすらも解明されておらず、ただの伝承に過ぎない。

自分の世界では確認できない生物を、マテリアという物質を媒体にして召還する。考えれば考えるほど、我々は謎に満ちたものを当たり前に使っていたという事実がわかる。
しかし子供の存在は、この謎を解明する手がかりになるだろう。それは歴史が動くという意味にもなる。


セフィロスは携帯を取り出して神羅で登録されている記録を調べ始めた。子供の話を聞き、その存在を考えれば考えるほどに己の胸の高鳴りを抑えることは難しい。この高揚感はアンジールやジェネシスと手合わせをしている時にも覚えがある。

特に興味も無い、いつも通りの任務だと思ったが、ドラゴンの出没から始まって伝説化していたオーディーンの出現や子供の召還獣の意思疎通といい、聞けば聞くほど妙に興味をそそられていくのが己でも分かった。





怒りを押し殺しているアンジールと、黙々と携帯を操作しだしたセフィロスを横目で見たツォンは溜息を溢した。
ザックスから得た情報を元に状況を整理したいと思っていたのに、ただ現状を引っ掻き回されただけに終わってしまった。オーディーンと子供の関係性を指摘されたのは有難いが、それ故に科研のお陰もあって現状は更に厳しいものになっていた。

有能ではあるものの、ソルジャーを率いているセフィロス、ジェネシス、アンジールの三人はある意味、比例して問題児でもあった。
ソルジャーは神羅が作り上げた最高の戦闘兵器だ。だが意思を伴っている分、それ故に興味を持ったら危ない。特に戦闘に関して。


「シスネ、ザックスと連絡は取れるか?」


外に待機していたシスネに呼びかけながらツォンは己の携帯端末を操作する。己の携帯からザックスを呼び出すが、やはり通じない。


「取れます」

「我々が到着する前に、ターゲットとの親睦を深めるようにザックスに伝えろ。そして絶対に目を離すな、と」

「了解しました」


子供の警戒を解く目的も兼ねてシスネを同行させたのは正解だった。異性に目が無いザックスにも有効だ。
そしてツォンは別に連絡するべき所がある。セフィロスがターゲットに興味を持ってしまったという事は恐らく、ニブルヘイムは平和ではいられない大変な事態に発展するだろう。

それだと今の部隊では心もとない。セフィロスとアンジールの存在があるが、別で考えた方が良いだろう。
ツォンは更なる応援を要請する事にした。そして、このままでは任務続行は難しいままだ。科研の注意を逸らし、目的を一つに絞る必要性がある。


少々、胃の痛みを感じながら、ツォンは科研との交渉に乗り出した。










次はようやくニブルヘイムになります。

そういえば、うちのクラウドとセフィロスが相手に興味を持つ切欠は「戦闘」が多いと思いました。
なんか、人様のサイトでお見かけする一目ぼれとかそういうんじゃなくて、ドツキ愛?みたいな。
だからよく、我が家のクラウドは勇ましいとか男らしいとか言われるんでしょうか?

そして更に、我が家のセフィロスはよく変態だと言われます。(笑顔)


でもちょっと考えてみて下さいよ。
子供に対して大人が


「いい子だ、クラウド」

「おいで、クラウド」


アンジールが発言した場合と、セフィロスが発言した場合。




セフィロスが変態風に聞こえるのはもう公式だと思いませんか。(超笑顔)




勿論、この台詞をセフィロスに言わせたいので言わせますが。

決して私が変態というわけでh………

拍手[2回]

PR

ちびっ子クラウド奮闘記。6

セフィロスとアンジールは、タークスと共にジュノンで待機していた一般兵と救護班と落ち合い、そこから船に乗ってコスタ・デル・ソルへと向かう途中、ザックスからアンジールの携帯へ着信が入る。
それに気付いたアンジールは、ザックスが生きていたという実感を一番に受け、ほっと胸を撫で下ろした。一瞬、己の顔が緩んだのを自覚したアンジールは、気を引き締めてザックスの着信を取った。


「俺だ」

『アンジール! その任務待ってくれ!!』

「……お前は開口一番に何を言い出すんだ?」


耳元で大声で叫ばれたせいで思わず携帯を耳から離したアンジールは、引き締めた顔が一瞬で眉間に皺が寄った。柄にも無く瀕死だと聞いていたせいで油断していた。いつもの子犬全開だった。思わずため息がこぼれる。

傍で待機していたセフィロスとツォンにザックスの大声が聞こえた様だ。二人の目線がアンジールに集中する。
ザックスは此方が確認をする前に矢継ぎ早に事を伝えようとするが、アンジールがそれを制した。


「ここだと場所が悪い。移動するからちょっと待て」


目線とゼスチャーで場所を移動することを目の前の二人に伝えると、関係者以外立ち入り禁止の船室へと入る。そこにはシスネが待機していた。一度に全員戻ってきた事に少し驚いたのか、ツォンに何かあったのかと聞いている。
ツォンは扉の前で誰も来ないよう警戒しろとシスネを外に出した。それだけで察したシスネは了解し外に出て警備を行う。


「ああ、もういいぞ。任務を待てとはどういうことだ。説明しろ」


携帯をスピーカーフォンモードにし、他の二人にもザックスの声が聞こえるようにしたアンジールは、ザックスに説明を求める。こちらの任務ということならば、ドラゴンに関してだろう。


『ドラゴン倒すの待ってくれ!』

「人里近くにドラゴンが出没したと聞いたが、刻一刻と争う状況ではないのか?」

『ドラゴンはどちらかといえば魔晄炉の方で村側にはいない。それよりドラゴンは俺達より二ヶ月前に人と接触している。その時には村に下りてこなかった。今もその気配は無い。現時点で村人はドラゴンの事すら知らないんだ。村に下りてくる可能性は低いと判断して何も言って無いんだけど、その前に俺達が非難誘導できる状態じゃないっていうか。つかここ避難場所無いし』

「何故、村に下りてこないと言い切れる?」

『クラウドが村を守ってる。俺達、クラウドに助けてもらったんだ』

「ターゲットに助けてもらっただと?」

『あれ? その声ってばツォン?』

「ああ。ザックス、ターゲットから目を離すな」

『もうタークス来てんの!? えーーーー!!?』

「ああ、うるさいぞ。十分聞こえているから、もう少し声のトーンを下げろ馬鹿者」


ややうんざりとしたアンジールがザックスを叱る。いつも通り過ぎて、こいつは本当に瀕死だったのかと疑わずにはいられなかった。
心配損だと頭を抱えたアンジールに変わって、セフィロスがザックスに質問を浴びせた。


「その子供が村を守っているというのはどういう事だ」

『げ。おっさんまでいるのか。そういえばそうだっけ。あーえっと、クラウドが守っているっていうか、オーディーン?』

「本当にその子供が使役していると?」

『それは間違いない。というかオーディーンと意思疎通してる気がする。めっちゃクラウドの言うこと聞いてる。初め見たときすっげービビッた!!』

「召還獣と意思疎通が可能だと……?」

『つかクラウド、ドラゴンの孵化見守ってんの! ドラゴンに手を出したら、オーディーン嗾けてくると思う!!』


ザックスが言いたいことがようやくわかった。何も知らずにドラゴンの討伐を行えば、子供の機嫌を損ね、オーディーンと戦闘になる可能性があるという事だ。

三人は顔を見合わせた。ドラゴンの討伐ならばソルジャー1st二人もいればどうとでもなるが、オーディーンは別だ。過去の戦闘データが無い為、どれほどの強さか検討もつかない。
そもそも伝説が残るだけで、その能力も未知数だ。有名なのが一撃死攻撃をしてくるということ。だが敵として対峙し、次の瞬間に殺されてしまえば戦闘に関してのデータなど残るはずも無い。見聞きした伝承だけが残るのも頷ける。

能力が未知数の期待される人材を敵に回すことはしたくない。子供の機嫌は確かに重要視するものだった。
通常の、ただ能力に秀でただけの子供ならばそんな回りくどいことなどしない。だが、この子供の能力は聞くだけでもタークスの能力をはるかに凌駕しているだろう。

はっきり言ってタークスは醜聞が酷い。そもそも、それを専門としている部署だ。人攫いなど通常業務だ。だが相手に抵抗されれば、それをねじ伏せるだけの力は備わっていたからこそ出来る事だった。しかし、今回ばかりはそれが通用しないだろう。抵抗されてオーディーンを召還されたら一溜まりも無い。



ザックスから状況を聞けば聞くほど、クラウドという子供の存在が謎に包まれていた。
クラウドはどうやらドラゴンを見つけた後、オーディーンと共にドラゴンを見守っていたらしい。
村に下りて来ることを万一に考え、ニブル山を巡回していたようだ。そのお陰でザックス達はクラウドに発見してもらえ、一命を取り留めたといえる。だが、聞けば両親もいないという。周囲からも疎外されている8歳の子供が自発的にできることじゃない。


「ニブルヘイムの子供の目撃情報は二ヶ月前だった。間違いなく、その密猟者達だろう。強い魔法が使える小さな子供がいたという情報だったが、自分達の事を濁して子供に注意を逸らし、ドラゴンを狩る機会を伺っていた可能性がある」

「周辺にまだそいつらが潜伏している可能性は?」

「あるな。科研が欲しがるくらいだぞ」

『は? 科研? 何を欲しがるって?』

「あー、言ってなかったか。ドラゴンの卵だ。回収命令が出てる」

『なにーーー!!?』


直ぐ様アンジールがうるさいと叱責するが、ザックスはそれ所では無いようだ。この慌てっぷりは他にも何か隠している気がする。
訝しげに眉を寄せたアンジールはある事を思い出した。卵を見守っているという子供を差し置いてドラゴンを討伐し卵を回収したとすれば、子供の機嫌は悪くなるだろう。


「ザックス。お前はラザードに何を報告した?」

『へ? 何のこと?』

「惚けるな! いつもターゲットと必要以上に関わるなと言っているだろう!!」

『げっ! あ、やば!! 電池きれ……』


途端、都合よくブツっと途切れた通話に、アンジールの周辺の温度が一気に下がる。


それに気付いたセフィロスとツォンは、無言でアンジールの傍を一歩離れて非難した。










ザックスの子犬全開ぶりが書いてて楽しいです。
クラウドと出会う前に、ちょっと布石を置いておこうかと思いまして。もしかしたら順番を先にして、もう一回アンジール達の会話が入るかもしれません。ちょっとそこはまだ悩んでます。

短い話にするつもりだったのに、いつも通り設定盛りすぎて長くなるのはどうしたらいいんでしょうか。セフィロスとクラウド、まだ出会ってもいないよ……。



メールを頂いた方へのお返事は終えています。
まだ届いていない方は、ご一報いただけると幸いです。

ありがとうございました!

拍手[4回]

ちびっ子クラウド奮闘記。5

クラウドに助けてもらい、意識を取り戻してから二日が経過していた。クラウドから回復魔法をかけてもらいながら、ザックス達は全快とはいかないまでも歩けるほどに回復していた。
クラウドはこの年齢で魔法に関して熟知していた。だが、知識としてではなく、感覚としてだろう。獣に近いと言って良いかもしれない。そんな事をカンセルが考察していた。
事実をクラウドに確かめようにも、どう説明していいかわからないらしく、無言の返事しか得られなかったからだ。
自然と学んだのかわからないが、最初の様な最大魔法をかけるような事はしなかった。ザックス達が食事を取って体力を回復しつつ、体調をみながら回復魔法をかけてくれたのだ。

オーディーンの存在は常にクラウドの横にあった。それだけで相当な魔力を消費するはずなのに、それが当たり前だといわんばかりに召還獣は存在している。
だが畏怖を覚える筈の存在は、今や有難い程の護衛だった。恐らく、クラウドのあの魔力ならば、ドラゴンを屠る事はたやすいと思われる。
クラウドは定期的にニブル山に登っては、オーディーンと共にモンスターを駆除しているらしい。駆除する範囲は村に隣接している付近だけだったが、オーディーンの存在一つで村は守られていると考えて間違いない。


本部は緊急離脱を了承してくれたが、それには自分達の離脱の理由も報告しなければならなかった。
しかし、ドラゴンがいるからと村人達に伝える事はできない。無益な混乱を生じさせる事は避けたいというのが正直な所だ。
第一の理由は避難場所が無い。ここは近くに隣接した村すらないニブルヘイムだ。一番近くの避難場所として候補が挙がるのはコスモキャニオンであるが、神羅とは正直言って仲が良くない。
自分達が率先して避難指示ができないのはもどかしいが、ひょんなことでコスモキャニオンとの戦闘が起きる可能性がある。ドラゴンどころではなくなるのだ。

更に別の場所として候補が上がるのは、現在神羅の宇宙開発部が担当しているロケット発射に向けた施設がある、中称ロケット村という所だ。しかし、そこへ行くにはドラゴンがいた場所を抜けなければならなかった。
現時点で自分達が取れる行動は限られている。村人達に報告するのは本部からの応援が到着してから、状況を見てということになるだろう。

幸いなことにドラゴンは抱卵中だ。ということはその場から暫く動かないということだ。だが、自分達がドラゴンと接触する前にも人間との接触があったというが、クラウドに聞けば二ヶ月前の事だった。
人間と接触したドラゴンが村に下りてくる可能性は、この期間に十分あった。それが無かったということは恐らくオーディーンの存在をドラゴンも察知しているに違いない。

ドラゴンの抱卵期間は種族にもよるが、おおよそ三ヶ月から半年程だ。下手をすると孵化が近い可能性がある。その事だけが気がかりだった。
この状況下を考えれば、クラウドはドラゴンの孵化を見守っているのは明白だ。そこに自分達が現れた。

クラウドの存在は会社に伝えてある。それが元々の任務だ。直ぐ様タークスが来るだろう。
だが、クラウドが見守っているドラゴンの存在はどうなるだろうか?
タークスが来るまでに孵化が間に合えばいい。だが、間に合わず、クラウドが神羅へ行くのを渋れば、もしかしたらドラゴンに関しても何か手を打たれてしまうかもしれない。
クラウドの存在を神羅が見逃すはずは無い。それだけに、先の事がわかってしまってザックスは何とも言えない気分になった。


本部との連絡を終えたザックスは、仲間に報告するためにクラウドの家に入ろうとした。しかしそこで、こちらの様子を伺っている村人達を見つけた。
ザックス達がニブル山に登る前に、さっさと用事を済ませて帰れと忠告してきた村長もその中にいた。
接触はしてこないものの、ザックス達が村に逗留している事に気付いたらしく、ヒソヒソと囁き合っている。
村人にドラゴンの事は悟られないようにと、ザックスは村人達に笑顔を向けて声をかけた。


「おう、なんか用か?」

「……あんた、まだいたのか」

「あー、すまねえ。一時離脱したんだ。ニブル山のモンスター強ぇなー。あ、でも直ぐ応援呼んだから心配要らないぜ!」

「応援だと? あんたらまだ用事があるとでもいうのか」

「悪いな。応援といっても俺達の迎えだから気にしないでくれ。それなりにニブル山のモンスターは倒したけど、一応もう一回だけ巡回だけする予定。それ終わったら帰るよ」


村人達はザックスの返答を聞いて少し迷ったらしいが、ニブルヘイムは元々定期的にニブル山の巡回がある。理由はニブル山の頂上に魔晄炉があるからだ。
ザックスの返事を聞いて、渋々納得するだろうとは思っていたのだが、予想外に村人達はザックスを睨んでその場から動こうとしない。
他に何かあるのかと、言わずにもザックスは首を傾げて催促する。すると、それに気付いたのか、以前村長だと名乗った男が口を開いた。


「あんた、なぜその家にいる」

「まあ、色々あってクラウドに世話になってる」

「な、なんだと?」

「なぁ、ちょっと聞いていいか? クラウドの両親って……」

「……死んだ」

「そっか……」


村長の返事を聞いて、予想通りだったとザックスは頭を掻いた。そしてそこで気付く。
両親が死んでいるということは、クラウドは現在一人だということだ。
そしてここ二日、丸々世話になって気付いたのは、この家には誰も近寄らないということ。
気付いた途端、ザックスは嫌悪が外に滲み出てしまった。己で気付いたがもう遅い。その表情のまま、村長達を睨みつけた。


「あんたら、まさか……」

「迎えとやらが来たらさっさと帰ってくれ。この村には村なりのやり方があるんだ」

「………」


確かにそうだが、クラウドは8歳のまだまだ子供だ。
それを一人にさせている村のやり方とはどんなやり方だろうか。自分の故郷はここよりもっと過疎した場所だが、子供の世話やお年寄りの用事などは村に住んでいるみんなで団結してやっていた。
こんな小さな村で疎外されているという状況は一体どういうことなのだろうか。

村人達は言いたい事だけ言って帰っていった。




部屋に入ってきたザックスを見て、カンセルがその空気の違いに気付いて声をかけた。


「どうしたんだ? 本部から何か言われたか?」

「あー、いや。そっちは大丈夫。迎え来るって」

「そうか。ならどうしたんだ? 様子がおかしいぞ」

「………なあ、クラウドどこいった?」

「クラウドは用事があるって外に行ったけど……?」

「……さっき、村長達がいてさ。少しクラウドの事を聞いたんだ」

「ああ。そういうことか」

「カンセル気付いてる?」

「薄々とはな。明らかにおかしいだろう。この状況は」


親のいない子供。その子供は膨大な魔力の持ち主で、伝説の召還獣を操っている。
モンスターの様な召還獣を自由に操る子供が傍にいたら、普通の人間ならば気は休まるどころではないだろう。
しかし、子供では食事はどうすることもできない。だが、それだけは別の大人が用意しているようにも思える。恐らく食べ物は渡すが、干渉はするなと村人達に言われている可能性が大きい。
子供に召還獣を暴れさせないようにするためにも思える。


「あれだけの能力じゃ、こんな村だと忌避されていない方がおかしいかもしれないな」

「………」


眉間に皺を寄せて、行き場の無い怒りを殺しているザックスの携帯が、その場の空気を変えるかのように鳴った。
携帯を手にし、画面を見ていたザックスの目が次第に見開かれる。


「……なんかあったのか?」

「やっべぇ……どうしよ……」

「ザックス?」

「セフィロスが来る」

「……は?」

「ドラゴン、殺される」


携帯に記載されていたのは、救助応援として遣されたセフィロスとアンジールの名前だった。
そして、その二人の任務内容がドラゴンの討伐だったのだ。

ドラゴンの孵化を見守っているクラウドの悲しむ顔が、ザックスの脳裏に過ぎった。








シリアスな展開ですみません…。
次でようやく因縁の二人の出会いがあります。笑
あー早く書きたい。ですがちょっとプロット練り練りしてます。
短い話の予定だったんですけど、気付くとあれもこれもってってなって長くなってしまう癖どうにかしたいです。でも書いてて楽しい……。
はやくみんなに愛されて甘やかされるちびクラウドが書きたいです。


そういえば先月の病み上がり直後に、仕事の帰り道に雨に降られ、見事に風邪を引きました。(馬鹿すぎる…)
喉風邪だったみたいで、どうも喉の調子がいまいち戻らないんですが、声を枯らしたまま仕事に行ったら、皆さんから「オネェになったの!?」と言われ……笑。
つかオネェって……それは前提として男じゃねーとあかんくないですか。ちょっと酷くないですか。笑

更に寝込んでる時に、ゲームアプリのぷよクエに手を出したんですが、ギルド登録ってのがありまして(一人で遊ぶクエストとは違って別のユーザーと協力プレイするみたいなやつ)一人でやろうとギルドを作って誰も認証しないでいたんです。
そしたらそこに他の人からギルドに入りたいですってコメントを貰いまして。
まあ、別にいいかと承認したんですが、いちいち承認もめんどくさいなって自動承認にして一眠りして起きたら、なんとギルドの定員人数(ギルドレベルで応募人数が決まる)全て埋まってました。

………何事? と目が点になりました……。


ギルドの募集内容なんて、初期設定のままで何も書いて無いような明らかに放置ギルドですよ。
みんな、うちのギルド来るなんて物好きやね……笑。

拍手[3回]

Copyright © BLOG : All rights reserved

TemplateDesign by KARMA7

忍者ブログ [PR]