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時たまラクガキとテキストを綴ってる腐った日記です。此方で頂いたコメントのお返事は、PCサイトのお返事と共通させて頂いています。お手数ですがリンクからご移動下さい。

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ちびっ子クラウド奮闘記。5

クラウドに助けてもらい、意識を取り戻してから二日が経過していた。クラウドから回復魔法をかけてもらいながら、ザックス達は全快とはいかないまでも歩けるほどに回復していた。
クラウドはこの年齢で魔法に関して熟知していた。だが、知識としてではなく、感覚としてだろう。獣に近いと言って良いかもしれない。そんな事をカンセルが考察していた。
事実をクラウドに確かめようにも、どう説明していいかわからないらしく、無言の返事しか得られなかったからだ。
自然と学んだのかわからないが、最初の様な最大魔法をかけるような事はしなかった。ザックス達が食事を取って体力を回復しつつ、体調をみながら回復魔法をかけてくれたのだ。

オーディーンの存在は常にクラウドの横にあった。それだけで相当な魔力を消費するはずなのに、それが当たり前だといわんばかりに召還獣は存在している。
だが畏怖を覚える筈の存在は、今や有難い程の護衛だった。恐らく、クラウドのあの魔力ならば、ドラゴンを屠る事はたやすいと思われる。
クラウドは定期的にニブル山に登っては、オーディーンと共にモンスターを駆除しているらしい。駆除する範囲は村に隣接している付近だけだったが、オーディーンの存在一つで村は守られていると考えて間違いない。


本部は緊急離脱を了承してくれたが、それには自分達の離脱の理由も報告しなければならなかった。
しかし、ドラゴンがいるからと村人達に伝える事はできない。無益な混乱を生じさせる事は避けたいというのが正直な所だ。
第一の理由は避難場所が無い。ここは近くに隣接した村すらないニブルヘイムだ。一番近くの避難場所として候補が挙がるのはコスモキャニオンであるが、神羅とは正直言って仲が良くない。
自分達が率先して避難指示ができないのはもどかしいが、ひょんなことでコスモキャニオンとの戦闘が起きる可能性がある。ドラゴンどころではなくなるのだ。

更に別の場所として候補が上がるのは、現在神羅の宇宙開発部が担当しているロケット発射に向けた施設がある、中称ロケット村という所だ。しかし、そこへ行くにはドラゴンがいた場所を抜けなければならなかった。
現時点で自分達が取れる行動は限られている。村人達に報告するのは本部からの応援が到着してから、状況を見てということになるだろう。

幸いなことにドラゴンは抱卵中だ。ということはその場から暫く動かないということだ。だが、自分達がドラゴンと接触する前にも人間との接触があったというが、クラウドに聞けば二ヶ月前の事だった。
人間と接触したドラゴンが村に下りてくる可能性は、この期間に十分あった。それが無かったということは恐らくオーディーンの存在をドラゴンも察知しているに違いない。

ドラゴンの抱卵期間は種族にもよるが、おおよそ三ヶ月から半年程だ。下手をすると孵化が近い可能性がある。その事だけが気がかりだった。
この状況下を考えれば、クラウドはドラゴンの孵化を見守っているのは明白だ。そこに自分達が現れた。

クラウドの存在は会社に伝えてある。それが元々の任務だ。直ぐ様タークスが来るだろう。
だが、クラウドが見守っているドラゴンの存在はどうなるだろうか?
タークスが来るまでに孵化が間に合えばいい。だが、間に合わず、クラウドが神羅へ行くのを渋れば、もしかしたらドラゴンに関しても何か手を打たれてしまうかもしれない。
クラウドの存在を神羅が見逃すはずは無い。それだけに、先の事がわかってしまってザックスは何とも言えない気分になった。


本部との連絡を終えたザックスは、仲間に報告するためにクラウドの家に入ろうとした。しかしそこで、こちらの様子を伺っている村人達を見つけた。
ザックス達がニブル山に登る前に、さっさと用事を済ませて帰れと忠告してきた村長もその中にいた。
接触はしてこないものの、ザックス達が村に逗留している事に気付いたらしく、ヒソヒソと囁き合っている。
村人にドラゴンの事は悟られないようにと、ザックスは村人達に笑顔を向けて声をかけた。


「おう、なんか用か?」

「……あんた、まだいたのか」

「あー、すまねえ。一時離脱したんだ。ニブル山のモンスター強ぇなー。あ、でも直ぐ応援呼んだから心配要らないぜ!」

「応援だと? あんたらまだ用事があるとでもいうのか」

「悪いな。応援といっても俺達の迎えだから気にしないでくれ。それなりにニブル山のモンスターは倒したけど、一応もう一回だけ巡回だけする予定。それ終わったら帰るよ」


村人達はザックスの返答を聞いて少し迷ったらしいが、ニブルヘイムは元々定期的にニブル山の巡回がある。理由はニブル山の頂上に魔晄炉があるからだ。
ザックスの返事を聞いて、渋々納得するだろうとは思っていたのだが、予想外に村人達はザックスを睨んでその場から動こうとしない。
他に何かあるのかと、言わずにもザックスは首を傾げて催促する。すると、それに気付いたのか、以前村長だと名乗った男が口を開いた。


「あんた、なぜその家にいる」

「まあ、色々あってクラウドに世話になってる」

「な、なんだと?」

「なぁ、ちょっと聞いていいか? クラウドの両親って……」

「……死んだ」

「そっか……」


村長の返事を聞いて、予想通りだったとザックスは頭を掻いた。そしてそこで気付く。
両親が死んでいるということは、クラウドは現在一人だということだ。
そしてここ二日、丸々世話になって気付いたのは、この家には誰も近寄らないということ。
気付いた途端、ザックスは嫌悪が外に滲み出てしまった。己で気付いたがもう遅い。その表情のまま、村長達を睨みつけた。


「あんたら、まさか……」

「迎えとやらが来たらさっさと帰ってくれ。この村には村なりのやり方があるんだ」

「………」


確かにそうだが、クラウドは8歳のまだまだ子供だ。
それを一人にさせている村のやり方とはどんなやり方だろうか。自分の故郷はここよりもっと過疎した場所だが、子供の世話やお年寄りの用事などは村に住んでいるみんなで団結してやっていた。
こんな小さな村で疎外されているという状況は一体どういうことなのだろうか。

村人達は言いたい事だけ言って帰っていった。




部屋に入ってきたザックスを見て、カンセルがその空気の違いに気付いて声をかけた。


「どうしたんだ? 本部から何か言われたか?」

「あー、いや。そっちは大丈夫。迎え来るって」

「そうか。ならどうしたんだ? 様子がおかしいぞ」

「………なあ、クラウドどこいった?」

「クラウドは用事があるって外に行ったけど……?」

「……さっき、村長達がいてさ。少しクラウドの事を聞いたんだ」

「ああ。そういうことか」

「カンセル気付いてる?」

「薄々とはな。明らかにおかしいだろう。この状況は」


親のいない子供。その子供は膨大な魔力の持ち主で、伝説の召還獣を操っている。
モンスターの様な召還獣を自由に操る子供が傍にいたら、普通の人間ならば気は休まるどころではないだろう。
しかし、子供では食事はどうすることもできない。だが、それだけは別の大人が用意しているようにも思える。恐らく食べ物は渡すが、干渉はするなと村人達に言われている可能性が大きい。
子供に召還獣を暴れさせないようにするためにも思える。


「あれだけの能力じゃ、こんな村だと忌避されていない方がおかしいかもしれないな」

「………」


眉間に皺を寄せて、行き場の無い怒りを殺しているザックスの携帯が、その場の空気を変えるかのように鳴った。
携帯を手にし、画面を見ていたザックスの目が次第に見開かれる。


「……なんかあったのか?」

「やっべぇ……どうしよ……」

「ザックス?」

「セフィロスが来る」

「……は?」

「ドラゴン、殺される」


携帯に記載されていたのは、救助応援として遣されたセフィロスとアンジールの名前だった。
そして、その二人の任務内容がドラゴンの討伐だったのだ。

ドラゴンの孵化を見守っているクラウドの悲しむ顔が、ザックスの脳裏に過ぎった。








シリアスな展開ですみません…。
次でようやく因縁の二人の出会いがあります。笑
あー早く書きたい。ですがちょっとプロット練り練りしてます。
短い話の予定だったんですけど、気付くとあれもこれもってってなって長くなってしまう癖どうにかしたいです。でも書いてて楽しい……。
はやくみんなに愛されて甘やかされるちびクラウドが書きたいです。


そういえば先月の病み上がり直後に、仕事の帰り道に雨に降られ、見事に風邪を引きました。(馬鹿すぎる…)
喉風邪だったみたいで、どうも喉の調子がいまいち戻らないんですが、声を枯らしたまま仕事に行ったら、皆さんから「オネェになったの!?」と言われ……笑。
つかオネェって……それは前提として男じゃねーとあかんくないですか。ちょっと酷くないですか。笑

更に寝込んでる時に、ゲームアプリのぷよクエに手を出したんですが、ギルド登録ってのがありまして(一人で遊ぶクエストとは違って別のユーザーと協力プレイするみたいなやつ)一人でやろうとギルドを作って誰も認証しないでいたんです。
そしたらそこに他の人からギルドに入りたいですってコメントを貰いまして。
まあ、別にいいかと承認したんですが、いちいち承認もめんどくさいなって自動承認にして一眠りして起きたら、なんとギルドの定員人数(ギルドレベルで応募人数が決まる)全て埋まってました。

………何事? と目が点になりました……。


ギルドの募集内容なんて、初期設定のままで何も書いて無いような明らかに放置ギルドですよ。
みんな、うちのギルド来るなんて物好きやね……笑。

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