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時たまラクガキとテキストを綴ってる腐った日記です。此方で頂いたコメントのお返事は、PCサイトのお返事と共通させて頂いています。お手数ですがリンクからご移動下さい。

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ちびっ子クラウド奮闘記。9

ニブル山に登る前にいくつか確認することがあった。セフィロスは戦闘の準備をしながら、ザックスに確認する。


「ニブル山に泉と橋はあったか?」

「泉と橋? 橋はある。あと、普通の泉じゃなくて、珍しい魔晄の泉ならあった。かなり奥だけど……」

「魔晄の泉か……なるほど。それとツォン」

「なんでしょう?」

「あの男から子供のフルネームを確認して来い。あと”ストライフ”という名前の村人もついでに確認しろ。この村にいるはずだ。そして子供との接点も」

「了解しました」


説明も無しにやりたい放題のセフィロスに溜息を吐いた。セフィロスがこうなると手がつけられないのは分かっている。セフィロスに今すぐ問い質したいが、アンジールはザックス達の容体の確認を最優先することにした。


「瀕死だと聞いたが、もう大丈夫なのか?」

「クラウドが治してくれたから大丈夫!」

「治してもらったとしても不安は残る。準備が整うまで救護班のメディカルチェックを簡単に受けろ。ドラゴンと戦うんだ。それなりにこちらも体制を整えないとな」

「了解~!」


救護班が待機している村の外まで走っていく四人の弟子達の後姿に、アンジールは何度ともわからない溜息が漏れた。
瀕死だと聞いていたがザックスの様子に杞憂だったと思ったのだが、詳しく聞いた所とんでもなかった。
ザックスは体勢を整えようと一旦戦闘から離脱するが、それでも相当追い込まれていたらしい。立てなくなって剣も握れなかった状態だったという。

他の三人は即死に近かった。二人は半分ほどドラゴンの炎で身体が焼け焦げていたらしい。細胞が炭化していたら手の施しようがなかっただろう。クラウドが駆けつけてくれなかったら四人は確実に死んでいた。アンジールは感謝してもしきれない。

見た所、四人には後遺症も無いように思える。確かにソルジャーの回復力は普通とは違うが、この短期間でここまで回復させる事が出来る魔法力と技術を持っているというのも素晴らしい。
やはり、8歳の子供の謎は深まるばかりだ。しかし、セフィロスはその謎の糸口を掴んでいるように思う。


「セフィロス、俺には説明してくれないのか?」

「検証がてら説明する。どこまで"偶然"が符合しているかわからない」

「符合? その"偶然"とは御伽噺のことか?」

「そうだ」

「御伽噺を信じているのか……?」

「では逆に問おう。なぜ見たことも無いオーディーンの御伽噺が存在する?」

「想像の産物……ではないか。あれには流石に目を疑った」


先程、己はその目にしたばかりだ。伝承通りの姿をしたオーディーンの姿を。


「敵としてオーディーンと対峙した者は確実に殺される。だが、なぜ伝承は残っている? 考えられる可能性は一つだけだ」

「オーディーンを召還した者……」

「そうだ。だが、俺達が他の召還獣を召還しようとも、召還獣の事などわからない。そうだろう?」

「言われてみれば確かに……」

「だが、伝承にはオーディーンの実態が事細かに書かれていた。それこそ妄想の後付だと思っていたが、そこで妙な符合を見つけた」

「妙とは?」

「それを検証する」


ニヤリ、と笑うセフィロスは実に楽しそうだ。

そこでツォンが戻ってきた。ツォンも説明を求める顔をしていたが、セフィロスからの命令を優先している辺り、アンジールはタークスの凄さを感じる。ザックスのことを言えた義理ではないが、どちらかといえば感情的になりやすい自分はタークスは向いていないとつくづく思う。


「村長より確認して参りました。"ストライフ"とは子供の性だそうです」

「……クッ」


珍しい事が起きた。あのセフィロスが声を出して笑っている。これにアンジールとツォンは思わずといった風に、お互いの顔を見合わせた。一体何事かと疑問は深まるばかりだ。


「クラウド・ストライフとは恐れ入る」

「"闘争の兆し"か。凄い名だ」

「ここまで符合するとなると、やはり親族か」

「親族だと? セフィロス、それはクラウドと誰のことだ?」

「"ストライフ"は、オーディーンの御伽噺の作者の名だ。作者の出身地はニブルヘイム。子供と親族関係ということだ」

「なんだと……?」

「他は道すがら説明しようか」


メディカルチェックから戻ってきたザックス達が此方へ走ってくるのが見えた。


神羅兵とツォンは村に残り、村を監視しながらクラウドの事を調査することになった。シスネはセフィロス達と同行する。その際に、セフィロスの説明を聞いておくようにとツォンに釘を刺されていた。

セフィロスとアンジールの1stソルジャー、ザックス、カンセル、エッサイ、セバスチャンもニブル山へ同行することになった。ザックス以外はいらないとセフィロスは言うが、アンジールはソルジャーの残り三名が同行したがった理由がわかった。


「ターゲットに入れ込むなと注意するのはザックスだけじゃ足りなかったな」


アンジールは苦笑するしかなかった。








すごい勢いで書きなぐってる自分がいることに驚いています。
いつもこうならいいのに……。汗

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